タクシーの相乗りは苦手派です

タクシーについて、気になること思いついたことをメモ代わりに綴ります。

ペットを病院や旅行に連れて行きたい時、ペットと一緒にタクシーを利用したい方はいらっしゃると思います。
一般的に、ペットをタクシーに乗せることは可能です。
しかし、何でもOKという訳ではなく、タクシー会社が提示する条件を守る事や、常識的な配慮はもちろん必要です。
今回は、ペットをタクシーに乗せる際に守るべき基本的なマナーや注意点をご紹介します。

事前に連絡・確認を取る

タクシーを手配する際に、ペットと乗車することを必ず伝えます。
地域によって求められる条件は違うので、きちんと連絡を入れましょう。
タクシー会社によっては、事前に連絡すればOKであったり、運転手の判断に任せている所もあります。

運転手さんが動物アレルギーだったり、動物が嫌いという理由で断られる場合もあるので、乗せてもらえるかどうかの確認は必ず取るようにします。

ケージに入らない大型犬などは断られる可能性が高いので特に気をつけましょう。
どうしても大型犬を乗せたい場合、ペット専用タクシーを利用すれば気兼ねなく乗せられますが、利用できる地域には限りがあります。

 しつけがなっていること

キャリーバッグやケージに入れて乗車するのが基本です。
これらに入ることができない中~大型犬は、多くの場合乗車できません。
盲導犬聴導犬などの介助犬は、ケージなしで乗車できます。

一般的に、ペットの同伴を拒否するタクシー会社はあまりありませんが、それは基本的なしつけが行き届いていることが前提としてあります。
吠えたり暴れたりなど、運転の妨げとなる行為をしないことは必須条件です。

普段はおとなしいペットも、慣れない車に落ち着かず動き回る可能性もあるので、必ずケージなどを使います。

可能であれば、タクシーに乗車する前に車に慣れさせておくのが理想です。

 車内を汚さないための配慮をする

タクシーは沢山の人が共有する乗り物です。
ペットが車内で排泄や嘔吐をしてしまうと、すぐに次のお客さんを乗せることができず大変迷惑がかかります。
トイレは乗車前に済ませ、乗り物に酔いやすい子には酔い止め薬を飲ませるなど、事前にできることをしておきます。
もちろん万が一の事を考え、マナー袋やタオル、ペットシーツなどのケアグッズは必ず持参します。

できれば前日などにお風呂に入れて、車内に汚れがつかないようにしましょう。

ペットをタクシーに乗せても、大抵の場合別途料金はかかりませんが、あきらかな汚れを付けてしまうとクリーニング代を請求されることがあります。
十分注意しましょう。

まとめ

いかがでしたか?

ペットとの乗車は何かと気を使うと思いますが、マナーさえ守れば問題ありません。

運転手さんと次に乗車するお客さんへの配慮を忘れず利用しましょう。

ぜひ参考にして下さい。

パリで安全にタクシーを利用する方法

花の都と呼ばれるパリですが、観光客が集中するためスリやぼったくりに遭う危険性が高い都市でもあります。
移動する際にタクシーを利用することもあると思いますが、治安が良いとは言えない場所での利用は注意が必要です。
せっかく休暇を取って観光を楽しもうと思っても、トラブルに巻き込まれては台無しになってしまいますね。
今回はパリでタクシーを利用する際の安全対策をご紹介します。

必ずタクシー乗り場で乗車する

タクシーを利用する時は、駅や空港の野外、観光名所の周辺にあるタクシー乗り場で乗るようにします。

空港などで「タクシー?」と声をかけてくる人は白タクの可能性が非常に高いのでついていってはいけません。
白タクとは、自家用車などを使って無許可で営業している違法タクシーです。

流しのタクシーを拾うことも可能ですが、安全面を考えると指定のタクシー乗り場から乗車するのが確実です。

正規のタクシーには、日本と同じで車の屋根にタクシーランプが付いています。
ランプに「TAXI PARISIEN」と明記されているタクシーに乗りましょう。
緑のランプがついていれば「空車」、赤いランプがついていれば「乗車中」のサインなので覚えておきましょう。

日本人だからこその注意を

正規のタクシーだからと言って、100%安心な訳ではありません。

小柄でお金持ちのイメージがあり、ノーと言うのが苦手な日本人は、すりやぼったくりの被害に遭いやすいです。
駅で注意喚起のアナウンスが日本語で流れることがあるほどです。

言葉が通じないのを良いことに、わざど目的地を間違えたり、遠回りをするドライバーもいるので、事前にだいたいの距離や料金を確認しておくことをおすすめします。

地図を見せたり、目的地を紙に書いて渡します。
遠回りされないよう、ルートが分かるようなら地図に書き込んで見せるのが理想的です。

そして車内でスマートフォンや財布はなるべく出さないようにしましょう。
すりの被害は様々な手口で行われるので、自分の荷物はしっかり持っておくのが大切です。

Uberを利用してみる

2009年にアメリカの企業が始めた配車サービス「Uber」は、パリにも進出し、多くの人が利用しています。
非常に便利なサービスなのでおすすめです。

Uberはアプリケーションを使ってタクシーを手配します。
日本語版のアプリケーションを使えばより簡単で便利です。

Uberは事前に目的地までの料金や、ドライバーの顔や名前、ユーザーからの評価まで知ることが出来ます。
運賃はクレジットカードから自動で引き落とされるので、現金は不要でぼったくりのリスクが低いです。

ただ、メリットがたくさんのUberにも安心できない点があります。
Uberはドライバーと利用者を仲介する立場であり、事故や事件に巻き込まれた際の保証がありません。
自己責任という形になるので、利用者の判断にゆだねられているということを覚えておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?
今回はパリでタクシーを利用する際の安全対策をご紹介しました。
せっかくのパリで嫌な思いをしないで済むよう、適度な緊張感を持って利用しましょう。
ぜひ参考にしてみて下さい。

福祉タクシーと介護タクシーの違いと利用方

現在、日本の高齢者は総人口の27.3%を占めており、人口・割合共に過去最高の数値になりました。
2030年には、人口の1/3が高齢者になると言われています。

高齢化がどんどん進む日本では、介護や福祉サービスの需要が年々高まっています。
中でも、高齢者や障害のある方の外出をサポートする福祉タクシー介護タクシーは、これから益々増えていくでしょう。
本人や家族の負担を減らし、安心して利用できる嬉しいサービスですが、対象者や保険の可否、サービスの内容に違いがあります。
今回は、福祉タクシー介護タクシーのそれぞれの特徴と利用方法をご紹介します。


介護タクシーとは?

介護タクシーは、一人で外出することが困難な方や、介助が必要な方が利用できるタクシーです。
介護タクシーの運転手は、必ず介護職員の資格を持っています。
そのため、自宅に上がってベッドからタクシー、タクシーからベッドへの移動をサポートしてくれるのです。
訪問介護の一種なので、介護保険が適用されますが、利用するには一定の条件があります。

  • 要介護1以上であること
  • 自宅で生活していること(有料老人ホームや高齢者向け住宅は利用可能)
  • バスや電車などの公共交通機関を一人で利用することができない

上記の条件を満たしていれば、介護タクシーを利用することができます。

介護施設などで生活している方もタクシーを利用することは可能ですが、介護保険は適用されないので、利用料は全額負担となります。

担当のケアマネージャーに相談して、利用の可否や費用などを、サービス提供している事務所に直接問い合わせましょう。


福祉タクシーとは?

福祉タクシーは、身体に障害がある方の移動をサポートするサービスです。
主に通院に利用される介護タクシーとは違い、福祉タクシーはどのような目的でも利用できます。
旅行や観光、買い物だけでなく、具合が悪くて自分で運転できないという場合でも利用することができます。

介護タクシーとの大きな違いは、乗務員が保有する資格が違うところです。
福祉タクシーの乗務員は介護職員の資格がなくても運転できます。
そのため、乗務員は基本的に乗客の体に触れることができません。
ケガなどで乗車が難しい場合は、必ず家族や付き添いの方がサポートするようにします。

また、福祉タクシーは介護を目的としたサービスではないので、介護保険は適用外となります。

車椅子のまま乗車できるリフト付きの車両もあるので、利用したい場合は問い合わせましょう。

 

利用料金と補助制度について

介護タクシーは要介護者の移動をサポートする介護の一種ですが、運賃は保険の対象にはなりません。
そのため全額自己負担となります。

料金は、移送料、乗務員の介護に対する「介護保険自己負担額」、車椅子や寝台などの「介護器具レンタル料」で決まります。
そして通常のタクシーと同様、迎車料金と待機料金がかかります。
移送料も通常のタクシーと同じく、メーター料金が一般的です。

福祉タクシーには、各市町村によって異なりますが、利用料金補助制度があります。

福祉タクシーの場合、各自治体が発行している障害者向けタクシーチケットが利用できます。
役所などに登録申請が必要なので、利用したい地域のタクシー会社に確認しましょう。
主な交付条件として、身体障害手帳(1級・2級)を持っている等があります。

また、リフト付きの福祉タクシーと、一般の福祉タクシーでは、タクシーチケットの内容が異なる自治体もあります。

こちらも詳細は直接問い合わせて確認しましょう。


まとめ

いかがでしたか?
今回は福祉タクシー介護タクシーの違いと利用方法についてご紹介しました。

身体が自由に動かせず、家族に気兼ねして外出を諦める方もたくさんいます。
そのような方々のために導入されたタクシーのサービスは、とても便利で安心できるサービスではないでしょうか。

通院や移動の負担を減らしてくれる介護タクシー福祉タクシーを上手に活用しましょう。

ぜひ参考にしてみて下さいね。