タクシーの相乗りは苦手派です

タクシーについて、気になること思いついたことをメモ代わりに綴ります。

パリで安全にタクシーを利用する方法

花の都と呼ばれるパリですが、観光客が集中するためスリやぼったくりに遭う危険性が高い都市でもあります。
移動する際にタクシーを利用することもあると思いますが、治安が良いとは言えない場所での利用は注意が必要です。
せっかく休暇を取って観光を楽しもうと思っても、トラブルに巻き込まれては台無しになってしまいますね。
今回はパリでタクシーを利用する際の安全対策をご紹介します。

必ずタクシー乗り場で乗車する

タクシーを利用する時は、駅や空港の野外、観光名所の周辺にあるタクシー乗り場で乗るようにします。

空港などで「タクシー?」と声をかけてくる人は白タクの可能性が非常に高いのでついていってはいけません。
白タクとは、自家用車などを使って無許可で営業している違法タクシーです。

流しのタクシーを拾うことも可能ですが、安全面を考えると指定のタクシー乗り場から乗車するのが確実です。

正規のタクシーには、日本と同じで車の屋根にタクシーランプが付いています。
ランプに「TAXI PARISIEN」と明記されているタクシーに乗りましょう。
緑のランプがついていれば「空車」、赤いランプがついていれば「乗車中」のサインなので覚えておきましょう。

日本人だからこその注意を

正規のタクシーだからと言って、100%安心な訳ではありません。

小柄でお金持ちのイメージがあり、ノーと言うのが苦手な日本人は、すりやぼったくりの被害に遭いやすいです。
駅で注意喚起のアナウンスが日本語で流れることがあるほどです。

言葉が通じないのを良いことに、わざど目的地を間違えたり、遠回りをするドライバーもいるので、事前にだいたいの距離や料金を確認しておくことをおすすめします。

地図を見せたり、目的地を紙に書いて渡します。
遠回りされないよう、ルートが分かるようなら地図に書き込んで見せるのが理想的です。

そして車内でスマートフォンや財布はなるべく出さないようにしましょう。
すりの被害は様々な手口で行われるので、自分の荷物はしっかり持っておくのが大切です。

Uberを利用してみる

2009年にアメリカの企業が始めた配車サービス「Uber」は、パリにも進出し、多くの人が利用しています。
非常に便利なサービスなのでおすすめです。

Uberはアプリケーションを使ってタクシーを手配します。
日本語版のアプリケーションを使えばより簡単で便利です。

Uberは事前に目的地までの料金や、ドライバーの顔や名前、ユーザーからの評価まで知ることが出来ます。
運賃はクレジットカードから自動で引き落とされるので、現金は不要でぼったくりのリスクが低いです。

ただ、メリットがたくさんのUberにも安心できない点があります。
Uberはドライバーと利用者を仲介する立場であり、事故や事件に巻き込まれた際の保証がありません。
自己責任という形になるので、利用者の判断にゆだねられているということを覚えておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?
今回はパリでタクシーを利用する際の安全対策をご紹介しました。
せっかくのパリで嫌な思いをしないで済むよう、適度な緊張感を持って利用しましょう。
ぜひ参考にしてみて下さい。